「中国語検定 過去問WEB」 の活用方法と学習効果の事例をご紹介します。
天理大学国際学部は、80年以上に及ぶ国際教育の伝統を受け継ぎながら、従来の概念にとらわれない新しい世界観と行動力を持つ、次世代の国際人の育成を目指しています。
学生の皆さんにお聞きしました!中国語を学び始めたきっかけは何ですか? |
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(高橋さん)父が香港でボランティア活動をしていたのですが、当時私は、英語も中国語も話せませんでした。海外に目を向けてほしいという父の思いもあり、また、言葉が通じれば人との壁がなくなるので、中国語をやってみようと思いました。 |
(丸尾さん)中国は日本の隣国で、切っても切れない関係。国際的に活躍できる中国語を勉強して、多くの人とコミュニケーションしたいと思い、大学から学び始めました。また、中国語の発音のリズムも好きです。 |
(小阪さん)僕は、高校の時に語学を勉強したいと思い、最初は欧米専攻にいこうと思っていました。でも、オープンキャンパスで中国語専攻の先輩の姿を見て、「大学から始めてこんなにうまくなれるんだ」という印象を受けました。また、中国語なら大学で皆ゼロからスタートで競い合っていけるので、中国語に揉まれようと思い、大学から始めました。 |
(高松さん)私は、母が台湾人です。そのため、幼少の頃は少し中国語を話していましたが、小学校からは全く話さなくなり、母の実家に行った時には、父か母を間に挟んで会話していました。それがもどかしくなり、大学進学をきっかけに自分で勉強して、直接コミュニケーションを取りたいと思ったのがきっかけです。 |
どのような勉強法で中国語検定にのぞみましたか? |
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(高松さん)2012年3月に、中検2級に合格しました。その時は、台湾留学中に授業で学んできたことで、対応できたと思います。 6月には準1級を受けたのですが、2級と大きくレベル差があり、熟語や単語が難しかったです。準1級に向けた勉強では、「中国語検定 過去問WEB」を利用しました。 |
「中国語検定 過去問WEB」をどのように活用していますか? |
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(高松さん)ひとつの回の問題をすべて回答し、後で分からなかった部分を細かく調べるようにしていました。特に、準1級のリスニングの書き取り問題では、いかに早く正確に回答するかが重要になってきます。聞いた瞬間、どういう字か把握する心の備えが必要なので、「中国語検定過去問WEB」のリスニングをよく活用しました。 問題への慣れや出題傾向が分かるので、とても役立ちました。 |
(丸尾さん、小阪さん)授業中は、過去問題をひと通りやってみて、その後に、復習モードで問題の解説を読むようにしています。また、分からなかった部分の解説文をWordファイルにコピーして保存し、自分なりの解説ファイルを作っています。 2回生は、11月に3級合格を目指していて、それまでに頑張りたいです。 |
(高橋さん)私は、実践中国語の授業で、先生のアシスタントをしています。学生が間違った箇所を次にどう生かすかということが大切だと思います。「中国語検定 過去問WEB」では、分野別の成績がレーダーチャートで表示されるので、自分の苦手なところすぐわかるので、そこがすごく勉強に役立つと思います。 作文問題は自動採点ができないため、管理ツールを使って、先生やアシスタントが採点しています。難しいかもしれませんが、ここも採点基準をもとに自動採点できるようになればさらに良いと思います。 |
中国語専攻で何を学びましたか? |
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(高橋さん、高松さん)天理大学中国語専攻の伝統として、やはり中国語劇が一番に挙げられます。第1回の台湾公演から始めて昨年11回目となりました。毎年行なわれる文化祭の一大イベントで、学生は丸々2ヶ月間、発音練習や喜怒哀楽の演技に没頭し、他の語学専攻の学生からも一目置かれるほどの語劇になっています。 シナリオや台詞も自分達で考え、猛練習したので、それを乗り越えたことが今の力になっていると思っています。 |
下村先生にお伺いしました!天理大学の目指していることは何ですか? |
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天理大学では、2回生の11月で中国語検定3級に合格することを目標としています。 3級は、総合的な基礎力を身に付けるためのひとつの指標となるからです。一方で、中国語コミュニケーション能力の養成にも力を入れています。 また、中国留学は、言葉だけではなく、海外での生活という何事にも代えがたい経験ができるので、積極的に勧めています。 しかし、様々な理由で留学しない学生もいますので、本学の当面の目標としては、留学しない学生も卒業までに2級に合格してほしいと考えています。 |
「中国語検定 過去問WEB」について、ご意見をお聞かせください。 |
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導入前は、検定対策テキストを使って授業をしていましたが、今は「中国語検定過去問WEB」を継続していきたいと思っています。そのためには、この授業を履修した学生は、必ず中国語検定を受けて成果を出すというモデルが作れるよう、大学側も努力しているところです。 合格は本人の勉強の証であり、就職にも役立つので、今学んでいる学生達がこれから成果を出してくれるよう期待しています。 |